1997年4月REACH結成。
同年7月に都内を中心にライブ活動を始めるが、渡辺は以前SHRBET、大久保はGREEN GIANT、柏倉はDAMAGEと、それぞれ勢力的に活動していた事から、結成直後から噂がすでに広まっており、各ライブハウスでソールドアウトが続出するライブを繰り広げる。
この時期海外のバンドの来日ラッシュがあり、REACHは結成間もないバンドながら、NO FUN AT ALL、SICKO、DANCE HALL CRASHERS、BRACKET等のバンドのオープニング・アクトへの参加に抜擢され、音源が何も出ていな状況で早くも、ライブで演奏技術を鍛えられて行く。
1997年12月、SPICE OF LIFE RECORDSから発売されたオムニバスアルバム『Making Up New Lines』に2曲参加。
翌年の1998年2月、アーロンフィールドよりSOBUTとのsplitシングル『7SONGS』を発売。
1998年7月にはJERRY FISH RECORDSから、盟友CAPTAIN HEDGE HOGとのsplitシングル『Searching For The Wonderful Life』が発売され、いよいよREACHとして全国的な知名度を得た同年8月、東京ベイサイドスクエアにて行われた『AIR JAM‘98』に出演。
3万人という驚異的な数のオーディエンスを前にライブパフォーマンスを披露。
1999年2月にはHUSKING BEE,BACK DROP BOMBが“自らマネージメントをする”という目的で設立した事務所「ini(アイエヌアイ)」へ参加し、1999年9月に待望のメジャーリリースとなった7曲入りミニアルバム『A Disc Full Of Signs』をトイズファクトリーCARNAGEレーベルより発売する。
翌年12月6日、初のフルレングス・アルバムとなった『TRICHROMATIC』をリリース。
このアルバムはアメリカ・ワシントンD.Cにてレコーディングが行われ、プロデューサーには、 JAWBOX、BURNING AIRLINESのメンバーJ・ROBBINSを起用。
“ポップなメロディーセンス”というREACH本来の持ち味にエモーショナルさ、演奏面でのマニアックさを増した楽曲は、REACHの新しい側面を見せたアルバムに仕上がった。
アルバム発売記念のツアーは全国35ヶ所を廻り、進化を遂げたREACHは各地で好評を得た。
2001年11月21日マキシシングル『SMILE&SIGH』をリリース。
前作とは一転して、結成当時のような荒削りで直球勝負な楽曲が魅力で、全国6ヶ所で行われたレコ発ツアーでは新旧織り交ぜた曲構成のライブとなり、ファンのライブ離れが叫ばれるパンク・ハードコアシーンの中で、固定客の動員を減らさず新しいファン層をも獲得するという、素晴らしい内容のツアーとなった。
その後所属レコード会社トイズファクトリーを離れ、次作を所属事務所からリリースする事に決まり創作活動をしていたREACHだが、2002年5月、BASS大久保が脱退。
それに伴い、美濃(ex.popcatcher)・北川(from.FUNSIDE)の以前から交流があり共鳴し合っていた二人を迎え、4人編成となる。
そして2003年3月20日、ini Recordsよりフルアルバム“reach”を発売。
REACHがこれまでに持ち合わせたポップな部分を重点的に追求し、更に新メンバーのメロディーセンスが加わったシンプルでタイトな仕上りとなった。
同年4月からレコ発ツアー“reach after the truth TOUR”を名古屋、京都、大阪、東京で開催。
東京では追加公演を渋谷クラブクアトロで行う。
このツアーは4人編成で初のツアーでありながら、旧曲を出きるだけ4人で良い形に表現できるよう、入念なリハを繰り返し、新作も全曲披露と本編だけで90分を越すライブとなり、ライブバンドとしての REACHが一番リアルに表現された、濃い内容のツアーが繰り広げられた。
同年8月には久々の野外フェス出演となった“小岩井ロックフェス”に出演。
大雨の中いつも以上にパワフルに演奏するREACHが印象的であった。
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